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マッチングアプリによっては、ほかの女性会員のプロフィールを見ることができます。

自分のプロフィールを書くときの、参考用の画面です。

同じくらいの年齢の人が続いているあいだは、平気なんです。写真がきれいだな、おしゃれだな、趣味が充実してるな、と思いながら、指を動かしていく。

でも、そこに少し下の年齢の人が出てくると、手が止まります。

あなた

自分より若い人を見ると、急に自信がなくなってしまって。

ひなた

私もそうでした。同年代の人を見ているときは平気なのに、年下の人が出てきた瞬間だけ、うまく説明できない気持ちになるんですよね。

ここでは、若く見せる方法は扱いません。

書くのは、その怖さがどこから来ていたのか。

そして、怖がっているあいだに、何が減っていたのか。

① 少し下の年齢の人が出てくると、手が止まる

机の上に同じ大きさの無地のカードが並び、左のまとまりに「同年代」、列から浮き上がった1枚に「年下」と書かれた図

年下の女性のプロフィールを見ていると、頭のなかにこんな言葉が浮かびました。

「この人たちと同じところで選ばれるんだよね……」

同年代の人を見ているときは、比べていても平気なんです。写真がきれいだと思っても、それは「きれいな人だな」で終わる。

でも年下の人が出てくると、急に自信がなくなりました。

順番に並んでいるだけの画面なのに、そこに自分も混ざって、並べられている気がしてくる。

② でも、そんなふうに言われたことはなかった

木の机の上に置かれた白い吹き出しの形の紙に、「言われていない」と書かれている図

ここが、あとから考えると不思議なところです。

誰かに「若い女性のほうがいい」と言われたわけではありません。

相手から何も言われていないのに、自分の中で勝手に比較してしまっていたんですよね。

では、誰にそう思われるのが怖かったのか。

いちばん大きかったのは、アプリの向こう側にいる、まだ会ったこともない男性でした。

「この人、私より若い女性を選ぶんじゃないかな」。「私のプロフィールを見て、年齢で判断されるんじゃないかな」。全部、自分で想像していたことです。

あなた

まだ会ってもいない人のことなのに、なぜか気になってしまいます。

ひなた

会ってもいない人の考えを、ずいぶん熱心に想像していたなと思います。

もう少し若かったら。

もっと見た目がよかったら。

もっと早く婚活を始めていたら。

思われるのが怖かった相手は、途中から自分自身になっていました。

③ いいねが減ると、年齢のせいにしたくなる

高さの違う3本の積み木が、左から右へ順に低くなって並んでいるイラスト

そう思ってしまう理由に、心当たりがあります。

私の場合は、登録したばかりの頃はいいねが100件くらい来ていました。それが、しばらくすると月に40件から60件くらいになりました。

もちろん、登録直後は新しい人として表示されやすいので、そこから落ち着くのは自然なことです。

それでも、数字を見るたびに考えてしまいました。

やっぱり年齢なのかな、と。

でも、数字が減ったことと、私がどういう人間かは、本当は関係がないんですよね。

当時の私は、そこを切り離して考えられませんでした。

いまできていなくても、大丈夫だと思います。私もできていませんでした。

ここは、はっきり書いておきます。私は婚活をしていたあいだ、年齢のことで嫌な思いをさせられた場面が、一度もありませんでした。

言われていないのに、怖かった。

だからこそ、あの不安のかなりの部分は、自分の中で大きくなっていたんだと思います。

④ 「若く見せよう」としている感じが、嫌だった

机の上に同じ大きさの無地の写真が3枚ずらして並べられ、そばに鉛筆が1本置かれているイラスト

その不安は、写真を決めるときにいちばん出ました。

こっちのほうが若く見えるかな。笑顔のほうがいいかな。

でも、若く見せようとしている感じがしたら嫌だな。

若く見せること自体より、そう見せようとしている自分のほうが気になったんです。

かといって、何も考えずに選ぶこともできない。

今思えば、写真を選んでいるというより、どうしたら選ばれる側に残れるんだろう、と考えていたんだと思います。

⑤ 比べていたのは、年齢だけだった

「年齢」と書かれた木のものさしが1本置かれ、そのとなりに大きさの違う石が4つ並んでいる図

婚活がしんどくなるのは、気になる相手の返事をただ待つ時間が続くからでした。

その話は別に書きました。

夜の住宅街のバス停のベンチに一人で座り、膝の上のバッグを抱えて、うつむくひなたのイラスト。街灯のあたたかい光が照らしている
婚活がみじめに感じるのは、あなたがダメだからじゃない ※この記事には広告(アフィリエイトリンク)を含みます。 婚活をしていて、ふと自分がみじめに思える瞬間があります。 頑張って...

ここで書きたいのは、その少し手前のことです。

待っているあいだ、私が何をしていたか。

プロフィールに並んでいるもののうち、数字で出てくるのは年齢だけです。

趣味も、話し方も、一緒にいて楽かどうかも、会わないと比べようがありません。

だから、比べられるところだけを比べていました。

おばさんかどうか、という言い方も、結局は年齢の話です。

年下の人が出てきた瞬間に自信がなくなったのは、そのせいだったと思います。

⑥ 減っていたのは、いいねじゃなくて時間だった

中央の線で左右に分かれ、左の砂時計は砂が落ちきり右の砂時計は砂が上に残っていて、左下に「相手が決めること」右下に「自分で決めること」と書かれた図

いま振り返って、いちばん惜しかったと思うのはここです。

相手に選ばれるかどうかを考えすぎて、自分が誰と一緒にいたいのかを考える時間が、少なくなっていました。

年下の人と並べられたら不利かもしれない、という心配に使った時間は、たしかにありました。

その時間は、どんな人となら気楽に話せるんだろう、を考える時間にもできたはずです。

どちらも同じ「婚活の時間」です。でも、不利かもしれないという心配は、考えても答えが出ません。相手が決めることだからです。

どんな人となら気楽に話せるかは、自分で決められます。減っていたのは、そちらの時間でした。

⑦ まとめ

木の丸椅子2脚と丸テーブルの上に湯気の立つカップが2つ置かれた、だれも座っていない部屋のイラスト

婚活で「おばさんだと思われるかも」と怖くなったとき、私はその言葉を誰からも言われていませんでした。

きっかけは、年下の人のプロフィールが画面に出てきた、それだけです。

そこから先は、自分で作っていました。年齢は数字なので、比べるのが簡単すぎるんだと思います。

私が入ったnaco-doは、オンラインだけで進められる相談所です。

画面を一人でめくらなくても、担当のサポーターと一緒に相手を探せます。

見比べる時間が減れば、その分だけ人を見る時間が戻ってきます。

会う前に相手を採点しないで済む進め方があるのかは、始める前に確かめられます。

相談所を4社くらべて決めたときの話は、こちらにあります。

夕方のリビングで、ソファに座ったひなたが、ローテーブルに立てたタブレットのビデオ通話に映る担当者の話を聞いているイラスト
naco-do(ナコード)の口コミ・評判、4社比べて入会した私の本音 ※この記事には広告(アフィリエイトリンク)を含みます。 日曜の夜のことでした。 次の日は仕事なのに、私はスマホの画面をなか...

よくある不安(Q&A)

Q. 実際のところ、年齢で不利になるんでしょうか。

正直に言うと、私には分かりません。相手が何を見て決めたのかを知る方法が、こちらには無いからです。

ただ、国の統計なら見られます。

厚生労働省の人口動態統計(令和7年)に、その年に初めて結婚した女性の数が出ています。

女性1000人あたりで見ると、こうなります。

年齢1995年2025年この30年で
20〜24歳48.8914.84↓
25〜29歳70.6439.67↓
30〜34歳18.4520.08↑
35〜39歳3.847.72↑

↑が増えた、↓が減ったです。

20代前半は3分の1以下に減り、30代後半は倍になりました。

結婚する年齢そのものが上がっているだけで、30代が減ったのではありません。

私自身は、年齢について何か言われた経験がありません。

分からないことを、悪いほうに決めてしまっていたのは自分のほうでした。

Q. 若く見せるのは、悪いことですか。

悪いことだとは思いません。ここでその方法を書かないのは、良し悪しの話ではなく、私がうまく扱えなかったからです。

私が引っかかったのは「若く見せること」そのものより、「若く見せようとしている自分」のほうでした。

ここは人によって違うと思います。

Q. 写真は、プロに頼んだほうがいいですか。

頼むのはいい方法だと思います。写真そのものについては、別に一本あります。

朝の鏡の前で、髪を耳にかけた手を止めて、鏡の中の自分と静かに目を合わせる女性のイラスト
顔に自信がないまま婚活していた私が、プロフィール写真を選べなかった話 ※この記事には広告(アフィリエイトリンク)を含みます。 写真フォルダを開いて、また閉じた。 どれもぴんとこなくて、かといっ...

Q. 年下の人には勝てない気がします。

その「勝てない」という言い方が出てくること自体が、比較の中にいる合図だと思います。

当時の私も同じ言い方をしていました。

ただ、勝ち負けを考えている時間は、その人と合うかどうかを考える時間ではありませんでした。