※この記事には広告(アフィリエイトリンク)を含みます。

この先、自分が誰かと出会って、続いて、家族になっていく。その場面が、どうしてもうまく思い描けない。もし今、あなたがそんなふうに感じているなら、この記事は少しだけ、力になれるかもしれません。

「結婚できる気がしない」。そう感じること自体を、私は否定したくありません。私自身、婚活に消耗して、一度、婚活そのものを手放しかけた時期があったからです。同じ言葉で悩んだわけではないけれど、心のいた場所は、たぶん近かったと思います。

この記事でしたいのは、ただ一つ。その"気がしない"の正体を、少しだけ一緒にほどいてみることです。

① 「気がしない」は、決まった未来じゃなくて、"予感"です

まず、いちばん大事なことから。「結婚できる気がしない」というのは、すでに決まった未来ではありません。あなたの心が、今この瞬間に感じている予感です。事実と予感は、似ているようで、まったくの別ものなんですね。

予感は、そのときの心の調子に、簡単に左右されます。疲れているとき、うまくいかないことが続いたとき、人は先のことを暗いほうに見積もる。少し元気なときには、同じ状況でも「なんとかなるかも」と思えたりする。まわりの状況は何も変わっていないのに、です。

つまり「気がしない」は、あなたの未来を映したものではなくて、今のあなたの心の調子を映した目盛りのようなもの。だから、「気がしない=結婚できない」ではないんです。まだ何ひとつ決まっていないのに、自分の未来に自分で×をつけてしまうのは、少しもったいないと思います。

② その予感を、「私がダメだから」で片づけないで

「結婚できる気がしない」と検索すると、「結婚できない女性の共通点」みたいな記事が、たくさん出てきます。理想が高い、プライドが高い、減点で人を見ている……読むほどに、胸が重くなってきますよね。でも、あの手のチェックリストは、いったん閉じてしまっていいと思います。

あなたが「気がしない」のは、たいてい、人格の問題ではありません。もっと単純で、「うまくいった」という記憶が、まだ手元にないからです。人は、成功した覚えが一つもないことに対して、「できる気」を持てないようにできています。婚活で消耗した記憶ばかりが積み重なれば、「またダメだろう」と見積もるのは、心のしくみとして、むしろ自然なことなんです。

あなた

うまくいかないたびに、私に何か足りないんだと思ってしまいます。

ひなた

写真かな、話し方かな、と私も順番に自分を疑っていました。

足りないのは、あなたの魅力ではなくて、「うまくいった」という小さな記憶なのかもしれません。だとしたら、変えたほうがいいのは、あなた自身ではなく、その記憶が生まれやすい場所のほう、ということになります。

③ 疲れているときの見通しは、あまり当てになりません

私自身のことを、少しだけ。アプリでの婚活に消耗して、一度、続けるのをやめた時期があります。返信が止まった相手のことを、何度も気にしていた、あのころの続きでした。

そのときの私にあったのは、もう二度としないという決意ではなく、今はいったん離れたい、という気持ちのほうでした。それから一か月半ほど、婚活から距離をおいて過ごしました。焦りが消えたわけではありません。ただ、少し離れてみて、「このやり方を続けるかぎり、行き着く先も同じなのかもしれない」とだけは、思えたんです。

今になって思うのは、疲れきっているときに頭に浮かぶ先の見通しは、あまり当てにしなくていい、ということです。まわりは何も変わっていなくても、心が少し休まるだけで、見え方は変わる。だから、もし今のあなたが、すり減った状態で「もう無理な気がする」と感じているなら。その予感を、そのまま結論にしてしまわないであげてほしいんです。

④ 「気がしない」まま、無理に前を向かなくていい

こういう話をすると、「じゃあ前向きにならなきゃ」と、自分を励まそうとする人がいます。でも、無理にポジティブに書き換える必要は、まったくありません。

「気がしない」と思っている自分を、そのまま置いておいていいんです。明るい予感に無理やり塗り替えようとしても、たいていうまくいきません。それよりも、「気がしないと感じるくらい、今は疲れているんだな」と気づいて、いったん立ち止まる。予感を明るくするより先に、予感を出している心のほうを、休ませてあげる。順番は、そっちが先だと思います。

「休んだら、その間に婚期が遅れてしまう」と焦る気持ちも、よく分かります。でも、たぶん今のあなたに足りないのは、時間ではなくて、少しの心の余白のほうです。数週間立ち止まったことが、この先を決めてしまうことは、ありません。

あなた

もっと頑張らないと、変わらない気がします。

ひなた

「結婚は、頑張り続けた人が勝つものではありません」。そう言われて、頑張る方向のほうを考えるようになりました。

⑤ 見えるものが変わると、予感も変わる

あなた

でも、気がしないまま動いても、どうせまた同じ結果になる気がして。それなら、動かないほうがマシに思えるんです。

ひなた

私も、同じところで足踏みしていました。気持ちが整うのを待っていたら、たぶんずっと動けなかったと思います。だから私は、気持ちが前を向くのを待つより先に、やり方のほうを変えてみようと思えたんです。

予感は、頭の中だけで考えていても、根っこからはなかなか変わりません。休んで心が回復すると、いくらか和らぎはします。でも、もう一段変わるのは、実際に目に入るものが変わったときです。

たとえば、出会いの「やり方」を変えてみる。大勢の相手を自分で次々にさばくような使い方で消耗していたのなら、じっくり向き合える人数の場所に、環境を移してみる。目に入る相手が変われば、心が受け取るものも変わって、「またダメだろう」という予感は、少しずつ薄れていくはずです。

年齢のことも、ひとつ置いておきます。国の統計を見ると、女性が初めて結婚する年齢は年々上がっていて、今では平均で30歳前後まできています。あなたが「もう手遅れ」と感じているその予感は、いまの現実と並べてみると、思っているより先走っているのかもしれません。

⑥ その予感を、一人で"確信"に育てないで

「結婚できる気がしない」という予感が、いちばん重たくなるのは、一人でいる時間です。誰にも話さずにいると、ただの予感だったものが、いつのまにか「確信」みたいな顔をしはじめる。私にも、覚えがあります。だから、予感が確信に固まってしまう前に、外の風を入れてほしいんです。

いちばん手っ取り早いのは、いる場所を変えてしまうことです。ずっと同じやり方で疲れていたのなら、相手の見え方が変わる場所に、環境を移してみる。それだけでも、心が受け取るものは変わってきます。

アプリ名で言うと、こうなります。

そう思えないうちに、結論を急がないために

それでも一人で抱えこんでしまいそうなときは、これまでのことを、誰かに話してみるのもいいと思います。私も婚活を見直したとき、行き詰まっていたことを人に話して、自分の状況を一緒に棚おろししてもらったことがあります。一人で「どうせ無理」と結論を出す前に、外に出してみる。それだけで、予感の重さは、ずいぶん変わってくるんです。

そもそも婚活のほうが、もう続いていない場合。

どのあたりで、みんな一度止まっているか

⑦ 予感は、あとから形を変えます

「結婚できる気がしない」。その予感は、無理に消さなくて大丈夫です。急いで明るい予感に書き換える必要もありません。ただ、それを「もう決まったこと」として扱うのだけは、もう少しだけ、保留にしてみてください。心が休まって、目に入るものが変われば、予感は、あとから静かに形を変えていきます。あなたのこの先は、いっときの気分が決めるほど、狭くはないんです。

よくある不安(Q&A)

Q. 結婚できる気がしないのに、婚活する意味はあるんでしょうか?

あります。ただ、順番を少しだけ意識してみてください。すり減っているなら、まずは休んで、少し力が戻ってから。そのうえで、これまでのやり方を見直すと、うまくいきやすいです。「気がしない」のは、これまでのやり方で消耗した結果であることが多いからです。同じやり方を続ける必要はありません。消耗の少ない出会い方に環境を変えてみたら、気持ちのほうがあとからついてきた、という順番でも、まったく問題ないんです。

Q. みんな、結婚できる「気がして」婚活しているものなんですか?

いいえ、そんなことはありません。「このまま結婚できないかも」という不安を抱えながら活動している人は、あなたが思っているよりずっと多いです。同じ言葉で検索したり、質問したりしている人は、数えきれないほどいます。自信満々で婚活している人のほうが、むしろ少数派かもしれません。だから、「気がしない」まま始めても、何もおかしくないんです。あなただけが不安なわけではありません。

Q. 気がしないのは、本当は私が結婚したくないからでしょうか?

その可能性もゼロではありませんが、見分けるヒントがあります。心から「一人の人生がいい」と思っているなら、「できる気がしない」という言い方には、たぶんならないんです。その言葉には、「本当はしたいのに」という気持ちが隠れていることが多いから。したくないのではなく、したいのに自信が持てない。もしそうなら、それはあなたの望みが消えたのではなく、望みが少し傷ついているだけです。責める必要は、どこにもありません。

Q. ポジティブに考えれば、「気がする」ようになりますか?

無理にポジティブに考える必要はありません。気持ちを明るく塗り替えようとしても、たいていは長続きしないんです。それよりも、実際に目に入るもの――出会いのやり方や、相談できる相手――を少し変えるほうが、確実です。見えるものが変わって、小さな「うまくいった」が一つ積み重なると、予感は、あなたが力まなくても、自然に変わっていきます。変えるのは、気持ちより先に、環境のほうからでいいんです。

※「もう婚活はいいかも」と手を止めて楽になったなら、こちらも読んでみてください。
婚活をやめたら楽になった。その"軽さ"を、責めないでほしい

夜になると、その予感が「ただ静かなだけの時間」と混ざってしまうことがあります。

アラサーで独身、夜の孤独は人数の問題?

その自信のなさが、顔や見た目のほうに集まってしまう日もあると思います。

顔に自信がないまま婚活していた私の場合

結婚が遠くに思える理由が、彼氏がいない時間の長さと結びついているなら。

彼氏いない歴=年齢が、意味するもの

アプリの中で一人きりで選び続けるのに行き詰まって、"そろそろ相談所も考えていいのかな"と迷い始めた人は、こちらも。
アプリを離れて、オンライン相談所naco-doに入った私の記録

「この条件を手放したら、後悔するかもしれない」。そこで止まってしまう日には、こちらを。
条件で人を減点していた私が、無料相談で聞かれたこと