「婚活、休みたい」と思ったあなたへ。休んだ一か月半の話
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婚活を、少し休みたい。そう感じる時期は、きっと誰にでもあります。
「今はこれ以上、続けられない」。そう思って、ある日曜の夜、アプリを消したんです。明日も仕事なのに、返事の途絶えた相手のページを開き直しては、どこがいけなかったんだろう、と考えていた夜でした。完全に諦めたわけではなくて、今はこれ以上、続けられない。それに近い気持ちでした。
でも、消したあとも、すぐには楽になれませんでした。「休んでいる間に、誰かはちゃんと結婚しているんじゃないか」。はじめのうちは、そんな思いが、ちらついて。
休みたいのに、休んだら終わりな気がして休めません。
やめる決心まではしなくていいんです。今日はここまで、で十分です。
婚活を休みたいと思うことは、悪いことでも、負けでもありません。休むことも、ちゃんと婚活の一部なんです。その理由を、書いていきます。
① 「休みたい」のに、休めないのはなぜだろう
疲れているのに休めないのは、どこかで「休む=負け」だと思っているからかもしれません。
休んだら、置いていかれる。休んだら、そのまま動けなくなる。休みたいなんて、ただの甘えなんじゃないか。——そんな声が、頭のなかでぐるぐるして、疲れているのに立ち止まれない。そんな夜も、あるかもしれません。
婚活の情報を見ていると、「疲れても、無理をしてでも続けることが大切」といった言葉に出会うこともあります。頑張っている人には、励ましに聞こえるのかもしれません。でも、もう限界まで頑張ってきた人にとっては、その言葉が「休んではいけない」という圧になってしまうこともあります。
休みたいと感じるのは、それだけ長く、走り続けてきたということです。少し立ち止まって、息を整えたくなるのは、当たり前のことなんです。
② 休むのは、甘えでも、逃げでもない
婚活を休むことに、罪悪感を持たなくて大丈夫です。
自分から動いて出会いを探すのは、誠実なことです。その活動を、一度立ち止まって整えるのも、同じくらい大事なことだと思います。近年は、結婚した夫婦がお互いと出会ったきっかけとして、マッチングアプリなどネットの出会いが年々増えていて、婚活そのものが珍しいことではなくなっています。真剣に取り組んできたからこそ、疲れもする。それだけの話です。
「休んだら、もう戻れなくなりそう」という不安も、よく分かります。でも、私の場合はむしろ逆でした。疲れたまま走り続けても、いい出会いにはつながらない。いったん離れたからこそ、もう一度だけ動いてみようかな、と思える日が、あとからちゃんと来たんです。
③ 休んでみて、はじめて分かったこと
私が実際に休んでみたのは、一か月半ほどでした。
まず、通知をオフにしました。しばらくは婚活のことを考えず、休みの日はカフェに行ったり、本を読んだり、友達とごはんを食べたり。そうやって過ごすうちに、ある日、気づいたことがありました。友達と、カフェで何時間もおしゃべりした日のことです。婚活の話なんてひとつもせず、ただ笑って過ごしただけなのに、帰り道でふと「最近、こんなに笑ってなかったな」と思って。久しぶりに、気持ちが軽かったんです。
それまでの私は、「婚活は、頑張るほど結果が出るもの」だと思っていました。でも、休んでみて分かったのは、その逆でした。疲れたまま続けても、いい出会いは見つからない。まず自分の気持ちを元気にすることも、ちゃんと婚活の一部なんだ、と。
休むことは、婚活を止めることではなくて、次に進むために、自分を整える時間だったんだと思います。
休んでいる間に、置いていかれませんか。
私も、休むあいだずっとそれを考えていました。
④ それでも、焦ってしまう夜に
そうは言っても、休んでいる間、焦りが消えたわけではありません。正直に言えば、焦りは、消えませんでした。
何もしない時間に、意味があるとは思えなくて。
友達と笑っただけの日に、いちばん力が抜けました。
それでも、焦りを抱えたまま休んでいい、と私は思っています。この焦りは、休むか続けるかとは別のところから来るので、活動を再開したところで、すっと消えてくれるものでもないからです。
それに、焦ってしまうのは、あなたが前に進みたいと、ちゃんと思っている証拠でもあります。周りと比べてしまう気持ちについては、別の記事でもう少しゆっくり書いたので、今夜がつらければ、そちらも読んでみてください。
⑤ 休んだあと、どうやって戻るか
休みは、いつか終わりが来ます。私がもう一度動いてみようと思えたのは、あるきっかけからでした。
婚活ブログで、私と同じように婚活に疲れた人が、そのあと結婚できた体験談を、たまたま読んだんです。「同じように疲れていた人でも、結婚できたんだ」。そう思えたら、「もう一度だけ、やってみようかな」という気持ちが、少しだけ戻ってきました。
ただ、また同じやり方でアプリを再開するのは、正直こわかったんです。あの、終わらないやり取りに、また戻る気がして。二度目も、同じ終わり方をする気がしました。それなら次は、数をこなす前提から降りて、会える人を絞る形を探してみよう。そう思ったんです。
また動きたくなったときは、続け方のほうを変えれば足ります。次の一手は、再開するときに向いているアプリかを確かめて、そのときの自分で決めてください。
婚活を休んだあの一か月半は、今思えば、遠回りではなくて、私に必要な時間でした。
(休むかどうかを決める前に、プロフィールを直しては待つ、を繰り返していたときの話も書きました。)
よくある不安(Q&A)
Q. 婚活を休むのは、甘えですか?
いいえ。長く走り続けてくれば、息が切れるのは自然なことです。疲れたまま続けても、いい出会いにはつながりにくいもの。いったん立ち止まって自分を整えるのは、甘えではなく、次に進むための準備だと思います。
Q. どのくらい休んでいいですか?
決まりはありません。私の場合は一か月半ほどでしたが、大事なのは期間より、「また動いてみようかな」と自然に思えるまで待つことだと思います。カレンダーで区切るより、気持ちが少し軽くなったかどうかを、目安にしてみてください。
Q. 一度休んだら、もう再開できなくなりませんか?
そんなことはありません。むしろ、消耗したまま続けるほうが、婚活そのものが嫌いになってしまうこともあります。休んで気持ちが整うと、「もう一度だけ」と思える日が来ます。そのとき、前と同じやり方に戻さなくて大丈夫です。
Q. 休んでいる間に、置いていかれませんか?
焦る気持ちは自然なものです。でも、疲れたまま走り続けて空回りするより、いったん整えてから、自分に合うやり方で動いたほうが、結果的に近道になることもあります。休んだ時間は、無駄にはなりません。
休みたいと思うところまで来た理由を、もう少し手前からたどるなら。
疲れの出どころがアプリのほうにあるなら、こちらのほうが近いかもしれません。
見た目への引け目は、婚活の場に出ていく足を重くします。
婚活から離れている間にも、年齢を意識させる日はめぐってきます。
会った相手を断るのに気力を使い果たして、少し休みたくなっているなら、いい人なのに断ってしまう罪悪感との向き合い方も読んでみてください。
毎週末のデートで気を張り続けて、休みが休みでなくなっているなら。